VSCodeでarduinoの開発をする(Archlinux)

タイトルにもあるように、ArchlinuxでVSCodeを用いてarduinoの開発環境の構築手順を紹介します。

VSCodeのインストール

まず、VSCodeをインストールします。今回は、「yay」を使用します。

$ sudo yay -S visual-studio-code-bin

arduinoのインストール

arduinoの開発ツールをインストールします。

$ sudo pacman -S arduino
$ sudo pacman -S arduino-avr-core

arduino-avr-corearduino unoなどを使用するときに使うそうなので、任意でインストールしてください。
次に、シリアル通信を行えるように、ユーザーにシリアルデバイスファイルへのアクセス権を与える必要があるそうなので、以下の内容を入力します。

$ sudo gpasswd -a $USER uucp
$ sudo gpasswd -a $USER lock

VScodeの設定

arduino用の拡張機能をインストール

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arduino_拡張機能

次に設定->拡張機能からarduinoの項目を選択。 command pathPATHのところを入力していきます。

入力欄 入力内容
command path arduino
PATH /usr/share/arduino

そしてアプリを再起動でVScodearduinoを開発することができます。

実際に使用するときは

まず右下の<select serial port>から、使用するシリアルポートを選択してください。 次に、同じく右下の<select board type>から使用するボードの種類を選択したいのですが、no result foundと表示されてしまいました。これを解消するにはF1キーを押してコマンドパレットを開きboard managerを選択、必要なボードマネージャーをインストールすれば<select board type>を押したときに選択肢が表示されるようになりました。

編集後記

今回は、まとまった情報が少なく、手間取ったのでメモも兼ねてArchlinuxでVScodeを使ってarduinoの開発環境を作る方法を紹介しました。少しでも参考になったと思っていただけると幸いです。ありがとうございました。

参考資料:

https://wiki.archlinux.jp/index.php/Arduino