Arch LinuxでzoomにOBSを使って映像を流したい
ある公開講座に参加するときに、zoomを使う必要があったのでその時の記録を残します。
zoom単体でwebカメラも使用できるし、画面共有もできるがどうしてもOBSが使いたかった笑。
映像関係
obsのインストールと仮想カメラに必要なパッケージをダウンロードします。
sudo pacman -S obs-studio sudo pacman -S v4l2loopback-dkms sudo pacman -S linux-lts-headers yay -S obs-v4l2sink
obs-studio
はobs本体、v4l2loopback-dkms
とlinux-lts-headers
は仮想カメラに必要なパッケージらしい。
obs-v4l2sink
はobsのプラグイン。
下のコマンドでモジュールを有効にする。
sudo modprobe v4l2loopback
zoomのインストール
公式ページの案内にそって進める。
arch linuxについての操作方法があったのは、とてもありがたかった。(yay
などのAURヘルパーでもインストールできるが、個人的には極力使いたくない)
Archlinuxの音が出ない問題
VSCodeでarduinoの開発をする(Archlinux)
タイトルにもあるように、ArchlinuxでVSCodeを用いてarduinoの開発環境の構築手順を紹介します。
VSCodeのインストール
まず、VSCodeをインストールします。今回は、「yay」を使用します。
$ sudo yay -S visual-studio-code-bin
arduinoのインストール
arduinoの開発ツールをインストールします。
$ sudo pacman -S arduino $ sudo pacman -S arduino-avr-core
arduino-avr-core
はarduino unoなどを使用するときに使うそうなので、任意でインストールしてください。
次に、シリアル通信を行えるように、ユーザーにシリアルデバイスファイルへのアクセス権を与える必要があるそうなので、以下の内容を入力します。
$ sudo gpasswd -a $USER uucp $ sudo gpasswd -a $USER lock
VScodeの設定
次に設定->拡張機能からarduinoの項目を選択。
command path
とPATH
のところを入力していきます。
入力欄 | 入力内容 |
---|---|
command path | arduino |
PATH | /usr/share/arduino |
そしてアプリを再起動でVScodeでarduinoを開発することができます。
実際に使用するときは
まず右下の<select serial port>
から、使用するシリアルポートを選択してください。
次に、同じく右下の<select board type>
から使用するボードの種類を選択したいのですが、no result found
と表示されてしまいました。これを解消するにはF1キー
を押してコマンドパレットを開きboard manager
を選択、必要なボードマネージャーをインストールすれば<select board type>
を押したときに選択肢が表示されるようになりました。
編集後記
今回は、まとまった情報が少なく、手間取ったのでメモも兼ねてArchlinuxでVScodeを使ってarduinoの開発環境を作る方法を紹介しました。少しでも参考になったと思っていただけると幸いです。ありがとうございました。
参考資料: